初・すみだ北斎美術館
「北斎のなりわい大図鑑」@すみだ北斎美術館の内覧会にご招待をいただきました。
近年とどまるところをしらない北斎人気ですが、今回の内覧会にお邪魔して、その理由が改めてわかった気がします。
画狂としての偏執狂的な一生はもちろんのこと、ユニークな構図やマニアックな描写。
とにかく様々な切り口から話題に事欠かないのが北斎の最大の魅力かもしれません。
さて、今回の企画展示は、北斎の画に描かれている当時の生業を切り口として、北斎の生きた時代と現代に生きる私たちの時代との違いや変化を感じる楽しさがあります。
サラリーマンが大半を占める現代では、「生業」という言葉に新鮮な響きすら感じます。 今を生きる私たちからみると「え…?」と思ってしまう江戸時代ならではの生業もありました。
現在、弊事務所では「日本を学び直す」というコンセプトで場づくりをする計画がスタートしたところですが、葛飾北斎という切り口も一つ面白いなと感じた次第です。
美術館の方も協力してくださるようなので、特別講師としてぜひ招聘させていただきたい、などと思いました。
写真は、アクリルの1合升です。北斎の神奈川沖浪裏をデフォルメしたデザインがユニークですね。 (参照URL:https://koetsu.theshop.jp/items/19537815 より)