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ビーカープリンと言えば…?

ビーカープリンで名を馳せる『MARLOWE』さんの秋谷本店を訪問してきました。

カフェ&レストランとして秋谷でお店をスタートされて、30余年。今年にはGINZA SIXにも出店されています。

店舗名とダンディなロゴは、レイモンド・チャンドラーの探偵小説シリーズの主人公フィリップ・マーロウから。

このフィリップ・マーロウが主人公の小説「ロング・グッドバイ」(村上春樹訳)に出てくるフィリップ・マーロウの名言

「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きて行く資格がない。(If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.)」

マーロウさんのブランドコンセプトは突き詰めるとこの言葉にたどり着くのかなと想像しました。

上品すぎず、古き良き時代や懐かしさ、カントリー感やハンドメイド感のような温かみのあるスイーツの数々。

添加物は使用せず素材も選び、たっぷりどっしりという重量感で絶対に満足してもらいたいという意識。

そんな姿勢が30数年続いていらっしゃるように思いました。

そして、改めてビーカーでプリンを提供することやビーカーを返却すると200円戻ってくる仕組みや、時代によって変わるビーカー、さまざまなコラボ、プリンの種類の豊富さ・・・など、実にうまく機能しているなと感心しきりです。

マーロウのロゴを超えるダンディーな創業社長様と打ち合わせさせていただき、30年続くお店の凄さを肌で感じることができたのは、すばらしい経験でした。

目の前に海が広がり、夕日の有名なスポットでもあるこんな有難いロケーションに、自分のお店を持って、長くお客様とお付き合いを続けることができたら素敵だろうなぁ

と少年のように純粋に想像してしまいました。

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